地域住民のニーズに合った病院を目標に
ごあいさつ
ここ数年、国の医療制度改革も進み、「入院医療中心から地域生活中心へ」と変わってきました。熊本県でも、退院促進支援事業を実施しており、これまで統合失調症を中心として長期入院になりがちであった精神医療は、転換時期を迎えています。当院でも閉鎖病棟の生活治療空間をゆったりとした環境に改善しましたが、限られた治療環境・人員においてサービスを低下させることなく、効果的な治療ができるよう努めていきたいと考えております。今後も、地域の中核病院としての意識を持ち、心の問題全般の相談窓口を広げ、気軽に門をくぐられるような病院を目指すと同時に、障害をもつ方々が安心して生活できる地域づくりに協力していく所存であります。これまで以上に皆様のご支援・ご指導をお願い申し上げます。
当院の基本方針
精神障害者の人権尊重と権利保障を第一義とします
地域住民のニーズにあった病院を目標に・・・
高度な医療、看護そして介護を実践できる現場を目標に・・・
お互いに誇りに思える職場を目標に・・・
こんな症状がございましたら、無理せずご相談ください
・理由はわからないけれどイライラする
・最近寝つきが悪い
・物忘れが多くなってきている
・倦怠感が続いてやる気が起きない
・アルコールなどに依存してしまっている
・コロナ禍で外に出れず、孤独感を感じるなど
診療内容
うつ病
憂鬱な状態が続くことで、やる気が出なかったり、寝つきが悪くなったりすることで日常での生活が困難になってしまう病気です。
統合失調症
20代くらいの若い世代の方にかかることが多く、幻聴が聞こえたり、誰かに見られているといった妄想などの症状が見られる病気です。
コロナうつ
活動自粛期間が続くことで家で過ごす時間が多くなることで、コロナへの恐怖心や人に会えない孤独感を感じうつ状態になってしまうこと病気です。
躁うつ病
双極性感情障害とも呼ばれ、躁の状態(テンションが高い状態)とうつの状態(テンションが低い)の浮き沈みが激しい状態が続く病気です。
パニック障害
人が多い場所やそれに限らずに、急な動悸・発作に見舞われ恐怖状態に見舞われる病気です。
認知症
年齢による老化により脳がうまく機能しなくなってくる事で、普段の出来事や判断能力が著しく低下しまい生活に支障をきたしてしまう病気です。
上記以外の精神疾患にも対応いたします。患者様の心身を和らげられるよう、専門のスタッフがご相談もお受け致します。安心してご相談ください。
菊池有働病院がよりよい生活を送れるよう多彩な治療活動を持ってサポートいたします
入院リハビリテーション
作業療法
それぞれの患者さまの目標や希望を達成できるように、手芸やスポーツなどといった様々な活動プログラムを実施しております。
アルコールリハビリテーションプログラム(ARP)
アルコール依存症を解消するために、アルコールに関する知識や同じ症状を持った仲間と一緒になって依存症と正しく向き合うプログラムを実施しております。
SST入院生活技能訓練療法(Social Skills Training)
病状が安定してきた段階で、日常生活に戻り円滑な人間関係を得られるよう、当院のスタッフが訓練・サポートいたします。
生活機能回復訓練
認知症における障害を取り除くために、専門病棟「ふれあいの里」にて多様なリハビリテーション活動を実施いたします。
病院紹介
基本理念
信頼と真心ある医療を提供いたします
1.地域住民のニーズにあった病院
2.高度な医療、看護そして介護を実践できる現場
3.お互いに誇りに思える職場
病院名
菊池有働病院
電話番号
0968-25-3146
備考
入院設備 有(病床数 195床)
アクセス
大琳寺信号を南へ国道387号線JA菊池農機事業菊池センターよりすぐ